| 片腕の男がロサンゼルスのバーで傷害事件を起こして逮捕された。
ジェラードは片腕の男を取り調べたがヘレンを殺したという証言は得られなかった。
ジェラード警部はこの片腕の男をオトリにすれば、必ずキンブルが現れると考え、この事件を大々的に新聞に流した。
予想通りキンブルは現れたが、彼を待っていたのはキンブルと同郷の女性ジーン・カーライル。
ジェラードの罠をキンブルに知らせるために、彼女はキンブルの妻の妹ドナと連絡をとっていたのだ。
しかし、キンブルは自首を決意する。片腕の男と対決することに希望を持ったからだ。
だが、自首寸前に片腕の男を保釈した者があった。ドナの夫レンだった。キンブルはすべてが分らなくなる。
そんなキンブルの背に、ジェラードの声がかかった。「キンブル動くな!」 |